【矯正・治し方】外反母趾[ぼし]の対策や原因、治療、予防法を徹底解説

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多発性骨髄腫とは

多発性骨髄腫とは

白血球の一種であるBリンパ球は、細菌やウイルスなどの病原体に接触すると、形質細胞という免疫を担う細胞になります。形質細胞の一部は、骨髄に戻って待機しますが、この骨髄の形質細胞ががん化するのが多発性骨髄腫です。60~70歳代に多く、40歳以下で発症することはまれです。
多発性骨髄腫の自覚症状で最も多いのが骨の痛みで、患者さんの約8割が訴えます。特に多いのは腰や背中の痛みで、ろっ骨や腕と脚の付け根などが痛むこともあります。この痛みは、骨が過剰に破壊されるために起こり、進行すると、骨折しやすくなったり、高カルシウム血症を起こして脱水状態になり、吐き気・食欲不振、意識障害などが起きたりすることもあります。
また、骨髄の中でがん化した形質細胞が増えると、正常な血液成分が十分に作られなくなり、「貧血」「感染症にかかりやすい」「病気やけがが治りにくい」「出血が起こりやすい」などの症状が起こります。さらに、Mたんぱくという有害物質が増加するために血流が阻害され、頭痛、めまい、耳鳴り、視力障害が起こる場合があります。また、Mたんぱくのかけらが腎臓の尿細管に詰まると、腎不全を起こすこともあります。
多発性骨髄腫が疑われる場合は、血液検査や尿検査のほか、画像検査、骨髄検査などが行われます。骨の痛みや貧血による動悸、息切れなどといった自覚症状が起こる前に診断を受けることが望まれますが、健康診断やほかの病気の検査で受けた血液検査がきっかけで早期に発見されることもあります。