月経(生理)が長い、経血(出血)の量が多い、月経異常の症状と対策

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正常な月経とは?

正常な月経とは?

女性の多くが、月経(生理)について何らかのトラブルを経験しているといわれています。月経がきちんとあるかどうかは、女性にとっては健康状態を知る1つのバロメーターです。どのような状態であれば心配ないのか、まずは正常な月経の「4か条」を知っておきましょう。

まず、月経周期(月経が始まった日を1日目と数えて次の月経が始まる前日まで)は、25日~38日が正常な範囲です。次に、月経の際に排出される経血の量は、1回の月経期間で20~140mLであれば正常です。目安としては、最も多い日でも2~3時間に1回程度のナプキン交換で済む場合は正常だといえます。1回の月経の出血持続日数は、3~7日が正常な範囲です。出血が1~2日で終わってしまう、または8日以上だらだらと続くような場合は、何らかの問題が考えられます。また正常な月経では、生理痛はあっても軽度です。

病気が原因の可能性もあるので要チェック!
月経異常のタイプ

月経異常のタイプ
月経異常のタイプ

月経異常にもいろいろなタイプがあります。1年に1回程度月経が抜けたり、6日以内の範囲で遅れたり早まったりする程度なら、様子を見てよいでしょう。

3か月以上も生理が来ない場合は「続発無月経」

受診が必要な月経異常もあります。3か月以上生理が来ない「続発無月経」は、女性ホルモンが不足し、骨粗しょう症を起こしやすくなるなど、将来の健康にも大きく影響します。早めに産婦人科に相談しましょう。

経血量が多い、レバーのような塊が混じるときは
「過多月経」

過多月経(経血量が非常に多い、レバーのような塊が頻繁に混じる)」は、「子宮筋腫」「子宮腺筋症」などの子宮の病気が隠れている可能性が高いので、きちんと受診して治療につなげることが大切です。

ひどい月経痛・生理痛が起きる場合は「月経困難症」

日常生活がままならないほどの生理痛がある「月経困難症」は、病気が原因で起こる「器質性月経困難症」と、思春期の女性に多く起こる「機能性月経困難症」があります。器質性月経困難症の原因になる病気には、「子宮内膜症」があります。原因となる病気の治療を行えば、月経痛も改善するので、きちんと受診しましょう。

「月経困難症」の詳しい内容についてはこちら
「子宮内膜症」の詳しい内容についてはこちら

月経前・生理前につらい症状が起きるときは
「月経前症状群(PMS)」

月経前に「乳房痛」「おなかが張る」「不安」「怒りっぽい」といった症状が現れる「月経前症候群(PMS)」は、ホルモンの一時的な分泌低下によって起こります。誰にでも起こりえることだという理解が症状の緩和につながります。

「月経前症候群(PMS)」の詳しい内容についてはこちら