低体温症にならないために
スミにおけないお天気ブログ
- 2024年01月10日
今年もよろしくお願いします。
元日に起きた能登半島地震の被災地では、厳しい寒さが続いています。
避難所には十分な暖房がないことが多く、「低体温症」の危険性があります。
「低体温症」は、体の内側の体温が35度以下になってしまうもので、体の震えや判断力の低下などが起こり、重症化すると意識を失って、最悪の場合は、死に至るおそれがあります。
とくに高齢者に多くなります。
県内でも、大地震などの災害はいつ起きるか分かりません。
そこで、冬の避難所での「低体温症」を防ぐためのポイントをまとめました。
まず、乾いた衣類を重ね着することで暖かくなります。
上着の中に新聞紙などを詰めるのも効果的です。
また、冬の体育館の床は冷たいので、床の上で直接過ごさないことが大切です。
ベッドやマットレスなどがよいですが、ない場合は、段ボールや毛布を敷くことも効果的です。
さらに、温かい飲み物を飲むことも有効です。
この時、緑茶やコーヒーにはカフェインが含まれているので、さ湯などがよいとされています。
県内でも北部では特に冬の寒さが厳しくなります。改めて冬の避難について考えておくとよいと思います。
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