NHKさいたまブログ

きょうの「ひるどき!さいたま〜ず」は、先月につづいて【真っ赤なさいたま―ずさん+熱いぜ!熊谷ラグビータウン】でお届けしました。


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ゲストには、おなじみスポーツコメンテーターで元浦和レッズの水内猛さん立正大ラグビー部監督でラグビー元日本代表の堀越正己さんを迎え、お2人と共に、地域のプロスポーツの話題で盛り上がりました。

 

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サッカーJ1の浦和レッズは、この後のシーズンでの「リーグ戦優勝」、昨シーズン優勝した「アジアチャンピンズリーグ」への戦い。決勝に進んだ「Jリーグカップ」のタイトル獲得と、並行して3つのタイトルに向けた厳しい日程での試合を強いられています、そこでの戦いぶりについて、水内さんから激励の言葉が送られました。

そして、大いに盛り上がったラグビーワールドカップ。ラグビーの街・熊谷では、そのパプリックビューイング(アルゼンチン戦)に、4200人もの観客が詰めかけました。地域に根差した活動が、競技そのものへの関心も呼び覚ましているんですね。
この熊谷でのパブリックビューイング、私も取材にでかけたんですが、地元ファンから埼玉パナソニックワイルドナイツという存在にありがたさを感じるという声を聞くことができました。

一方、B1をめざすプロバスケットボールB2・越谷アルファーズのホームがある越谷市アルファーズのホーム開幕戦にも4000人あまりのブースターが集結しました。そのうち、子どもブースターの数はなんと1000人以上。アルファーズが子どもたちにも人気だということがわかりました。「これまで培ってきた地域とチームの関係が育ってきた」というアルファーズ広報の森岡礼佳(あやか)さん。チーム事情もよく理解されていて、「ひりつくような」緊張で練習を続けているチームは、“精神的な強さ”という共通の目標を持って最高の状態でシーズンを迎えたという話でした。B1昇格に向けて、早くも期待が高まりますね。

プロスポーツが地域そのものを活性化、特に子どもたちに「スポーツ」の楽しさが伝わっているのだという事を、あらためて実感できました。

 

【まちむら便り】は、さいたま市浦和区・浦和駅近くにある老舗のライブハウスから、この町で育ったアーティストの今昔物語を電話でうかがいました。
ライブハウスを経営する坂井昌子さんによると、30年前のバンドは、アルバイトをして苦労してライブ活動を続けてきたけれど(私たちの世代ですね)、今どきの若者は「アクリルスタンド」など、そのバントのオリジナルグッズを販売して、たくましくバンド活動を続けているとのことです。
また、コロナ禍でお客さんを集めてのライブが出来ず、クラウドファンディングで寄付を募ったところ、「バンドだけでなく長年ライブハウスを訪れていたお客さんが大勢いて、戻るべき大切な場所として記憶してくれて助けてくれた。絶対に潰すわけにはいかないと感じた!」というお話も聞くことが出来ました。

スポーツ音楽

カテゴリーは違うけれど、人と人の繋がり、その広がりを感じた1時間になりました。

ぜひ、「らじる★らじる」聴き逃し配信でお聴きください。