合流党代表選
泉氏、枝野氏の演説

立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙で、投票を前に候補者2人がそれぞれ演説を行いました。

国民民主党の泉政務調査会長は「税制全体を見直し、消費税率ゼロ%にまで踏み込み、財源は長期国債で補って、物価上昇率が2%まで続ける。この政策をもとに、ほかの野党との選挙協力の協議を推進し、国民を疲弊から救い、きたるべき衆議院選挙で国民が選択しやすい『与党対野党』の構図を作ることに全力を注ぎたい。民主的で風通しのよい党を目指し、幹部は、謙虚に、率先して仲間や後輩を育成する。トップダウンではなく、熟議のプロセスから答えを出すような党にしたい」と訴えました。

立憲民主党の枝野代表は「新型コロナウイルス感染症によって、あすの暮らしにも困る人たちがどんどん増え、政治を変えていかなければならないと決意して合流を呼びかけた。合流新党の結党が、長期政権の終わりとタイミングが重なったことは時代の要請だ。命と暮らしを守る、支え合う社会、信頼される、機能する政府を作ろうではないか。国民のために、国民とともに、たたかう政党を作っていこうではないか。その先頭に立ち、日本の政治を変えていく決意を約束する」と訴えました。