月解散ありうる 候補
など準備急ぐ」立民 枝野氏

政府・与党が通常国会の召集を来月20日を軸に検討していることについて、立憲民主党の枝野代表は、国会の冒頭での衆議院の解散もあり得るとして、候補者擁立などの準備を急ぐ考えを示しました。

立憲民主党の枝野代表は党の常任幹事会であいさつし、9日、国会が閉会したことについて「閉会しても『桜を見る会』の問題は追及を続ける。政府・与党が国会を閉じて終わらせようとした問題を野党は決して終わらせない」と述べました。

そのうえで「国会冒頭の来月20日に衆議院を解散するのか、それとも補正予算案を成立させたうえで31日に解散するのか、いずれにせよ2月は選挙のつもりで緊張感を持って臨みたい」と述べ、候補者の擁立などの準備を急ぐ考えを示しました。

一方、国民民主党などへの合流の呼びかけについて枝野氏は「国民民主党などからの返事を待ちたい」と述べるにとどめ、出席した議員から意見は出なかったということです。