インフルエンサーの撮影 最大10万円補助 山梨 南アルプス市

山梨県南アルプス市は、地元の魅力を広く知ってもらおうと、発信力を持つ「インフルエンサー」と呼ばれる人たちが市内でコンテンツの撮影などを行う際に、最大10万円を補助する制度を今年度から始めました。

南アルプス市によりますと、補助の対象となるのはインターネット上で高い発信力を持ついわゆる「インフルエンサー」などで、SNS上でおおむね3000人以上のフォロワーがいることなどが条件です。

こうした人たちが南アルプス市内で撮影を行い、地元の魅力のPRにつながるような映像や写真をSNSや動画投稿サイトなどで発信する場合、撮影にかかる旅費や宿泊費などを10万円を上限に補助するということです。

補助を希望する場合には、市の窓口に事前に相談してほしいとしています。

制度を担当する南アルプス市秘書課は、インフルエンサーならではのネットワークや柔軟な発想をいかしたコンテンツの展開につなげたいとしていて、担当者は「南アルプス市を訪れるきっかけをつくれればうれしいです。多くの方の応募をお待ちしています」と話していました。

南アルプス市によりますと、申請が多く寄せられ予算の上限に達したため、受け付けはすでに終了したということです。