場などでのセクハラ禁止
法案 野党4党が共同提出

立憲民主党など野党4党は職場などでのセクハラを禁止する法案を共同で衆議院に提出しました。

立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党が提出した法案では職場などでのセクハラを禁止するとしたうえで、国が対象となる言動の具体的な内容を定める指針を作成するなどとしています。

そして事業者に対し、セクハラを行った従業員への懲戒や被害者への情報提供などを行うよう求めています。

立憲民主党などは去年4月に同様の趣旨の法案を国会に提出しましたが、廃案となり、その後ILO=国際労働機関が職場での暴力やハラスメントを全面的に禁止する国際条約を採択したため、改めて提出しました。

法案を提出した立憲民主党の西村智奈美氏は記者団に対し、「今の法律では被害を受けた人の救済につながっておらず極めて不十分だ」と述べました。