本市長選 現職の
大西一史氏が2回目の当選

任期満了に伴う熊本市長選挙は18日に投票が行われ、現職の大西一史氏が、共産党が推薦した新人を破り、2回目の当選を果たしました。

熊本市長選挙の開票結果です。

▽大西一史(無所属・現)当選 16万5403票
▽重松孝文(無所属・新)2万780票

自民・公明両党が推薦した現職の大西氏が、共産党が推薦した新人の重松氏を破り、2回目の当選を果たしました。

大西氏は50歳。商社の社員や熊本県議会議員を経て、4年前の市長選挙で初当選しました。

選挙戦で、大西氏は、おととしの熊本地震のあと、政府や全国の自治体と連携して復興を推し進めた実績を強調するとともに、今年度中にも仮設住宅で暮らす人たちの住宅再建のめどを立てるなどと訴えました。

大西氏は「熊本地震からの復旧・復興の過程にあって、熊本市政のかじ取り役ということに重い責任を実感している。全身全霊をかけて、すべての市民が幸せに暮らせる、生活しやすい町にしていきたい」と述べました。

投票率は31.38%で、過去最低となりました。