安倍派が研修会 塩谷氏“新体制のもと 岸田政権支える”

当面は会長を置かずに運営していくことを決めた自民党安倍派が研修会を開き、取りまとめ役を務める塩谷 元文部科学大臣は、新たな体制のもとで結束して岸田政権を支えていく考えを強調しました。

自民党最大派閥の安倍派は、今月17日、当面は会長を置かずに、主要なメンバーが参加する「常任幹事会」を新たに設置し、取りまとめ役を塩谷 元文部科学大臣が務める、新たな運営体制を決めました。

安倍派は20日から2日間の日程で長野県軽井沢町で派閥の研修会を開いていて、塩谷氏はあいさつで、来月にも内閣改造や党役員人事が行われる見通しとなっていることを見据え、今月中をめどに「常任幹事会」の人選を終える考えを示しました。

そのうえで「日本の誇りを取り戻して新しい時代を築くため、しっかり岸田政権を支え、党の発展につなげていくことが、われわれの役割だ」と述べ、新たな体制のもとで結束して岸田政権を支えていく考えを強調しました。