2024/03/29(Fri) 17:30桜の標本木交代

こんにちは。気象予報士の越後です。
3月下旬になって、高知や宮崎、広島など西日本のほうからソメイヨシノの開花の便りが届いています。
県内でも各地で桜が咲くのが楽しみですね。

さて、今年の2月から長野県では桜の標本木が変更になりました。
標本木とは桜の開花日や満開日の観測をする対象となっているソメイヨシノです。
県内では、長野地方気象台の敷地内にあります。

こちらが2月3日に撮影した旧標本木です。

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樹齢は70年以上で傷みが激しくなっていました。
敷地外の歩道に枝が落ちてしまう危険性があり、せんていが必要になるため、
継続的な観測はできないであろうという理由で、標本木が交代することになったのです。

3月9日に伺ったところ、ばっさりとせんていされていました。

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70年以上の間、お疲れ様でした。
一方、新しく標本木となったのはこちらのソメイヨシノです。


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(2月3日撮影)
旧標本木と比べると細くて若々しい印象がありますね。
樹齢は25年以上で、これまでは副標本としてすくすく成長しました。

2012年から旧標本木と比較観測がされており、開花日や満開日に大きな差がないことから、
統計は継続され、平年値に変更はないそうです。

めったにない標本木交代を見届けることができて、なんだか縁を感じます。
気象台から開花の発表があったときは、また見に行きたいと思います。

投稿者: 越後友利果  | 

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