───というわけで、本日はよろしくお願いします。

佐藤：はい、よろしくお願いします。

(場所が自宅のためかリラックスしている様子)

───今回なぜインタビューを受けようと？

佐藤：NHK長野に来てちょうど1年になるんですが、
まだまだ素の自分を出せてないなと思って...。

───そうでしょうか......？
まだ隠された一面が(あるとするなら)
引き出せるのか、聞き手としても腕の見せ所です。

佐藤：お手柔らかにお願いします(笑)

(終始なごやかなムード)

───早速ですが、
得意なことと苦手なことを教えてください。

佐藤：得意なのは二度寝、苦手なのは早起きですね。

───もう答え持ってたな、これ。
じゃあ無人島に何か1つ持っていくなら？

佐藤：寝室です。

───それ1つって言える...？

じゃあ宝くじが当たったらどうしますか？

佐藤：最高級の布団を買いそろえます。

(好きな四字熟語は体圧分散とのこと)

───なるほど、よくある一問一答では
佐藤さんの「眠りへの執着」しか見えてこないことが
よくわかりました。

───自分を食べ物に例えるとなんですか？

佐藤：え～なんだろう、カレーかなぁ......。

───お、初めて考えて答えてくれましたね。
やっぱり皆から好かれるカレーということですか？

佐藤：いや、そんな人気者だったら、
こんな登場人物のいないブログになってないですよ。

───たしかに。

佐藤：カレーってどこまでもこだわって作れる一方、
レトルトもあるから手抜きも可能でしょ。
私も気合いを入れてアクティブに過ごす日と、
10歩しか動きたくない日があるので、
気力の振れ幅がカレーだなって。

あと、カレーって寝かせるとおいしくなるし。

───予想はしていたけど、
結局寝る話に戻ってきちゃった。

───子供の頃の将来の夢はなんでしたか？

佐藤：よくばりだったので
学校の先生とバレリーナとキャビンアテンダントって書いていました。
でも同級生に「寝る時間ないじゃん」と言われ
全部あきらめました。

───当時から睡眠に勝るものはなかったんですね。

佐藤：人生の半分以上寝てるかもしれない。

(よく親に生存確認をされたと懐かしく思い返す)

───もういいや、
最近買ってよかったものでも教えてください。

佐藤：自転車のブレーキにつけるカバーです。

佐藤：金属製のブレーキグリップが冬は冷たくて、
手袋がないと握るのがつらかったんですけど、
このカバーでだいぶ楽になりました。

───そこは寝具じゃないんだ。

───最後に、今回のインタビューはどうでしたか？

佐藤：そうですね。
ひと晩寝て、全部忘れたいと思います！

───ありがとうございました！

佐藤：ありがとうございました！

(寝室へ向かっていった)

いかがでしたか。
起床気象予報士、佐藤さんへのインタビューでした。

それでは皆さん、よい夢を。
おやすみなさい。

(インタビュアー：佐藤可奈子)