2023/08/10(Thu) 14:00"食"でつながる!選手プロデュースグルメ

スポーツ観戦の楽しみの1つは、スタジアムで食べられるお弁当や飲み物などのグルメではないでしょうか?
ということで、サッカーJ3松本山雅の「選手プロデュースグルメ」を取材しました!

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松本山雅では、3年前から、選手がメニューを考える「選手プロデュースグルメ」が、試合開催日、ホームのアルウィン(松本平広域公園 総合球技場)にお目見えします。

今回は8月の新メニューを企画。
打ち合わせ場所は、山雅にゆかりのある松本市の喫茶店です。

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メニューを考えるのは、ディフェンダーの宮部大己(みやべ・たいき)選手です。

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宮部選手は、大卒3年目の24歳。
粘り強くボールを追いかけ、体を張った守備が持ち味で、今シーズンは副キャプテンを任されています。
初めて考案する宮部選手。
「自分がプロデュースするグルメを買って食べて頂けるとすごくうれしい。ワクワクします」と意気込みます。

調理するのは、喫茶店のシェフ、大月久樹(おおつき・ひさき)さん。
松本市出身で、この道30年以上のベテランです。

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打ち合わせでは、大月シェフが宮部選手に好きな食べ物などを質問します。
お弁当にふさわしい、冷めてもおいしく食べられるメニューを検討した結果・・・。

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サポーターに熱くなってもらいたい思いから、ピリ辛味の豚肉入りビビンバに決まりました。

そして、大月シェフが、腕をふるいます。

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こだわりは、豚肉を炒めずに「ゆでる」ことです。
脂を抜いて脂質を抑えるのが最大のポイントで、アスリートメニューとして最高だそうです。

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ふだん、山雅の選手に昼食を作って届けている大月さん。
選手プロデュースグルメには、「サポーターにも選手と同じ物を食べてもらい、共に戦ってほしい」という思いがこめられています。

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宮部選手のこだわりは、ブロッコリー。
栄養価が高く、宮部選手は日ごろから意識して食べているそうです。

今回はシェフの提案で、ネギ塩のさっぱりした味も用意され、食べ比べて決めます。

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宮部選手が両方試食したところ・・・。

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このあと夕食が待っている宮部選手ですが、「ピリ辛味」の箸が止まらず、完食しました!
ということで、「ピリ辛味」を採用。
名前は、「宮部大己の夏祭りビビンバ丼に決まりました。

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宮部選手は、
「守備の選手なので、相手とバチバチ戦う、情熱を持って戦わないといけない。このビビンバを食べてパワーをつけてもらって自分たちを応援していただければ」と話してくれました。

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ちなみに私はブロッコリーが苦手ですが、混ぜて食べるとおいしかったです!
ふだんから避けてきた体にいい野菜を摂取できるのも、選手プロデュースグルメのおかげだと思いました。

私のブロッコリー克服にも?一役買った、宮部選手のプロデュースグルメ。
アルウィンの中にある喫茶ブースで、今月12日の富山戦と26日の今治戦で食べられます。
数に限りがあるそうです。
気になった方は召し上がってみてください♪

投稿者:瀧埜ひとみ | 

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