2021/04/21(Wed) 16:30球春到来!熱いレギュラー争い

今回は野球のBCリーグ、信濃グランセローズの話題です。
今シーズンは半数以上のメンバーが変わり、新しく生まれ変わったグランセローズ。
今月10日に開幕戦を迎えましたが、そこに至るまで「レギュラー争い」が
繰り広げられてきました!(以下は、今月7日に取材、9日に放送した内容です)。

昨シーズン正捕手の松井聖選手や内野手の赤羽由紘選手など主力選手4人が抜けた
グランセローズ。

選手たちは打撃や守備に磨きをかけてアピールする中、特に競争が激しいのが、
松井選手が務めた「正捕手」です。

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グランセローズ2年目、會田 雄大(あいだ・ゆうた)選手と
新加入の大卒ルーキー、濵田 貴徳(はまだ・たかのり)選手です。

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會田選手の最大の特徴は「フットワーク」。
ボールを受けてから送球までの速さを売りにしています。
さらにピッチャーに思い切りよく投げてもらうため、「ボディストップ」と呼ばれる、
ピッチャーから受けたボールを後ろにそらさない練習も重ねてきたそうです。

そして大事にしていることが、ピッチャーとの「信頼関係」。
今シーズンは積極的にコミュニケーションをとるようにしています。

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↑「きょうはこういうボールが来ていた」とか「力が入り気味だった」など
戦略的なことから他愛もない会話まで色々な話をしているそうです。

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→會田選手はお話をしていて非常に和みます。優しいお人柄が伝わってきました。

こちらは新加入の濵田選手。
キャッチャー出身の柳澤裕一監督が自信を持って指名した選手の1人です。

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濵田選手は、肩の強さやリード面に自信をもつ22歳。
練習試合で経験を積み、「正捕手」の座を狙っています。

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→毎試合、学ぶことばかりだという濵田選手。
インタビューでは、「正捕手になる」、「勝てるキャッチャーになる」という
熱い気持ちを強く感じました。

柳澤監督は會田選手と濵田選手の2人について、
「松井選手に劣ることはなく振る舞いも堂々としている」と話していました。
2人が競い合い、高め合うことに期待を寄せています。

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一方、打撃陣での注目は、キャプテンに指名された2年目の
新井 仁盛(あらい・にせい)選手です。

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昨シーズンは3割3分1厘の打率を残した新井選手。
「長打力」が持ち味で、今シーズンは右中間や左中間へ飛ばすことを意識しています。

グランセローズは、昨シーズン2年連続3回目の地区優勝を果たしたものの、
惜しくもリーグ優勝を逃しました。
新井選手はこの悔しい気持ちを糧に試合に挑みます。

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そして今月10日に開幕戦を迎えたグランセローズ。
ここまで4試合を終えて2勝1敗1分で、2連勝中です!
気になるレギュラー争いは、まだまだ続きそうです・・・。
開幕のキャッチャーは會田選手でしたが、
4試合目は濵田選手がスタメンに名を連ねました。
2人とも試合でそれぞれの持ち味を発揮していますし、
今後どれだけ成長していくのか非常に楽しみです。
このほか打撃陣、投手陣も含めて今後も注目していきます!

投稿者:瀧埜ひとみ | 

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