2021/05/07(Fri) 14:00信じられない信州~マンホール編~

皆様、こんにちは。
満を持して始まりましたキャスターブログ、気象予報士の佐藤です。

記念すべき第1回、きょうのテーマは『信じられない信州』です。
信州に来て半年の私が、新鮮に感じた光景を紹介します。

まずはこちらをご覧ください。

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長野市内の路上で撮った写真です。
1つ、おかしなものが写りこんでいます。※私ではありません。

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おわかりいただけたでしょうか……。

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そう、マンホールから何か黒い物体が出ています!!!

あっ!ここにも!そこにも!

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あっという間に写真フォルダがマンホールだらけになりました。
どうやら落とし物やしまい忘れではないようです。
ずっと見ていると、あさりの口のようでかわいく思えてきませんか?冗談です。

さて、私の執ような観察によって、この物体は
・黒いゴム状である
・ホースのように中が空洞である
・だいたい2本、長さは15cm程度である
・決まって消火栓と書かれたマンホールにある
ということがわかりました。

更に調査を進めるうち、
全国的に見ても、黒い物体が出ているのはとても珍しいということが判明しました!

ちなみに、より雪深い地域では、このような消火栓がメインとなります。

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理由はご覧の通り、雪に埋もれにくいためです。

ここで、私はピンと来てしまいました。

そう、あの黒い物体も雪対策なのでは?!

はからずも気象予報士が取り上げるにふさわしいネタになってまいりました。

この謎を探るべく、私はアマゾンの奥地へ向かいました。長野市消防局へ電話しました。

その内容を会話形式で記載しようかと思いましたが、長くなるので箇条書きでまとめます。

あの黒い物体は何か?
・自転車のタイヤに入っているゴム
・2つに折り曲げて挟んである

なんのための物か?
・普段から消火栓の場所をわかりやすくするため
・ふたを開けやすくするため

つまり、いざという時に消火栓の場所が見つからなかったり、開けるのに手間取っては大変です。
そこで長野市独自で何か目印をつけようという話になり、コスト面や耐久性を考慮した結果、職員さんのアイデアで自転車のゴムに辿り着いたということです。

確かに、硬すぎると通行に支障が出てしまいますし、柔らかすぎて潰れたりちぎれても意味がありません。
しかも自転車のタイヤのゴムを再利用するなんて素晴らしいアイデアです。

正直、積雪時を一番に考えた施策ではないようでしたが、それも一理ありというお話でした。

いかがでしたか?
何番煎じかわからない、長野市のマンホールの謎に勝手に迫りました。

次回もお楽しみに!

投稿者: 佐藤可奈子  | 

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