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母校との縁

2024年04月11日 (木)

日差しが強く暑い、ある日のこと。
15年ぶりに福岡局に勤務している私・井原は、
ここに母校があったことをしのばせるものを探そうと
休憩時間に散歩をしていました。
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福岡市中央区六本松は、わが母校・九州大学の
いわゆる教養部キャンパスがあった場所。
入学してはじめの1年半ほどここに通っていたのです。
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上の写真が、前回勤務のころにはまだあった六本松キャンパス。
2009年に糸島市との境にある伊都地区に移転しました。

六本松キャンパスの建物は取り壊され
裁判所などが移転してきました。
学び舎の思い出はほとんど消えてしまいました。
歩いても歩いても…ないなあ。。。
6can.jpg
キャンパスの正面玄関脇にあった「青陵の泉」の像だけが、
移設されて当時の姿をとどめていました。
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入学直後にこの前で
法学部のクラス写真を撮った思い出があります
(写真は恥ずかしくてお見せできませんが…)。

*********
それから時がたち今年3月、
いま後輩たちがキャンパスライフを送る
伊都キャンパスにお邪魔してきました。
九州大学とNHK福岡放送局が、
情報発信や地域貢献に連携して取り組もうと締結した
包括連携協定の締結式の司会の仕事を命じられたのです。
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これまでも九大の研究者と取材現場といった
連携は行われてきましたが、
それぞれの強みを生かし相互補完できる関係を築こうと
今回の協定が結ばれました。

実は、九大がメディアとこのような協定を結ぶのははじめて。
その現場に立ち会えたのは卒業生冥利(?)に尽きます。

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左=九大・石橋総長 右=NHK福岡・竹添局長

同じ六本松でご近所同士だった母校が遠ざかり、15年。
新たなつながりが生まれた今、
微力ながら後輩たちのためにできることを考えはじめています。


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