いつでもおわら風の盆に触れられる!「八尾おわら資料館」
- 2024年03月19日
富山の魅力を発信するミニコーナー「#富山に来られ~」。
ニュース富山人キャスターの柴田拡正アナと岩﨑果歩アナがとことんPR!
今回は「八尾おわら資料館」について、岩﨑アナがご紹介します。
おわら風の盆とは
毎年9月1日から3日間、富山市八尾町で行われる伝統行事「おわら風の盆」。
収穫前の稲が台風の被害に遭わないよう、五穀豊穣を祈願する行事として300年以上前に始まりました。
哀愁を感じる「越中おわら節」の旋律を奏でるのが、
唄い手・囃子・三味線・太鼓・胡弓からなる「地方(じかた)」と呼ばれる人々です。
地方の音色にあわせて、編み笠姿の若い男女が踊り続けます。
3日間で全国から20万人前後の観光客を集める富山を代表する行事です。
2023年のおわら風の盆の様子をリポートさせていただきました。
目の前で見るおわら風の盆は圧巻!
指先までピシッとそろった踊り、胸までじーんと響く音色、本当に幻想的な空間でした。
ちなみに、2022年2023年と2年連続で中継をさせていただいたのですが、
2022年は当日雨が降り、町流しは中止となってしまいました…
雨に濡れた石畳もとてもきれいなのですが、
せっかく八尾に訪れたからには生でおわら風の盆を見たいものです!
中継の1週間くらい前から天気予報とにらめっこし、てるてる坊主を作る日々を送っていました(笑)
おわら風の盆にいつでも触れられる!
八尾に遊びに来たけれど「おわら風の盆」の期間ではない、
「おわら風の盆」を見に来たけれど雨で見られなかった!
そんな方におすすめしたいのが、こちらの施設。
「八尾おわら資料館」です!
八尾町には11の町があるのですが、そのうちの東町にあります。
訪れる人により広く「おわら風の盆」の歴史や魅力を知ってもらおうと2000年にオープンしました。
開館時間は午前9時から午後5時まで、受付は午後4時半までです。
年末年始と臨時休館以外は開館していて、
おわら風の盆のシーズンになると開館時間を延長しているということです!
入館料は210円、高校生以下は無料です。
館内は八尾の伝統的な町家を再現しています。
大型スクリーンでは、まるで目の前でおわらを見ているかのような迫力。歴史も学ぶことができます。
さらに資料展示室では、おわらにまつわる貴重な資料などが収蔵されています。
こちらはおわら風の盆の歴代のポスターです!こうやって見ると時代の移り変わりを感じますよね~。
また、とやま観光推進機構から申し込めば、三味線体験もできます。
なかなかきれいな音が鳴らず、改めて歩きながら演奏しているみなさんのすごさを感じました!
館内には記念写真パネルもあります!
訪れた記念に、踊り手の気分になって写真を撮ってみてください!
北陸新幹線延伸で八尾が近くなる!
「八尾おわら資料館」の館長にお話を伺いました!
八尾は歴史が長い町、伝統と文化の町です。
京阪神地区のみなさん、敦賀経由で八尾が近くなります。
ぜひ、富山に遊びに来てくれたらうれしいです。
「おわら風の盆」のほか、毎年5月3日には「越中八尾曳山祭」もあります!
ぜひ、八尾の伝統と文化を体感しに来てください!
それでは、資料館のお二人で…
ありがとうございました!!