NHK潜水アナが訪問!ふるさと伊豆の海を知ろう 伊東市宇佐美小
- 2024年04月09日
伊豆出身の望月アナウンサーが、ふるさとの海について知ってもらおうと小学校にお邪魔するシリーズ。
今回は、伊東市立宇佐美小学校4年1組と2組の皆さんに、宇佐美の海をご紹介しました!
伊東市北部の宇佐美小学校へ
創立150年を迎えた伊東市立宇佐美小学校。
休み時間になったらみんな飛び出してきました。
元気いっぱいです。
海のそばで暮らす宇佐美の子どもたち。
校歌にも海が歌われています。
津波と向き合う
今回授業に参加してくれたのは4年生の42人。
総合学習の時間で地元の自然について
学んできたそうです。
また、この1年、岩手県の洋野町立中野小学校と
津波防災をテーマに交流してきたということで、
東日本大震災から1年後の岩手の海のようすなども
お話しさせてもらいました。
当時、震災から1年が経とうとしていました。
海の中はフライパンやテレビといった生活用品から
自動車までいろいろなものが散乱していましたが、
魚たちが再び卵を産んでいるようすも見られました。
伊東市宇佐美もまた、101年前の関東大震災で
津波の被害を受けた地域です。
幸いにもみな逃げて宇佐美の人たちは無事でした。
生徒のみなさんも、とても誇りに思っていました。
その津波の被害を受けた宇佐美の海は100年が経って、
いまどんなようすなのか。
生徒たちに見てもらいました。
授業でご紹介した内容はこちら↓
授業後、こんな声が聞かれました。
みんなで体験!水中カメラ
つづいては、水中カメラ体験。
みんなに持って操作してもらいます。
海展パネルが体育館に
また、特別展「海~生命のみなもと~」のパネル展示を
体育館で再現しました。
潜水取材を始めて25年になりますが、
この間にも、ふるさと伊豆の海の環境は大きく変わり、
それまで見られなかった南の生き物が
日常的に見られるようになるなど、
地球規模での環境変化の影響を目の当たりにします。
だからこそ、いま自分たちの住む故郷の海の大切さ、
かけがえのなさを改めて見つめてもらう機会になれば、
と思いました。
宇佐美小学校のみなさん、ありがとうございました!