【動画】 静岡 伊東市 “伊豆の瞳” 一碧湖の紅葉
- 2023年12月06日
「伊豆の瞳」とも呼ばれる伊東市の一碧湖(いっぺきこ)が紅葉の見頃を迎えています。
モミジやクヌギの葉が赤や黄色に色づく、静かな湖畔をドローンで撮影しました。
空から眺める紅葉の映像を、撮影したカメラマンによる撮影後記と合わせてお楽しみください!
動画(2023年12月4日「NHKニュース たっぷり静岡」で放送)
【撮影後記】
(NHK静岡放送局カメラマン・箱﨑将史)
ドローンによる空中撮影は、ふだん目にすることができない視点から景色を見ることができ、撮影する私も毎回非常に心が躍ります。当日朝に一碧湖に到着すると、晴れ、かつほぼ無風という絶好の条件で撮影できました(今回の撮影は一碧湖がある伊東市観光課の許可を得て行っています)。
一碧湖はひょうたんのような形をしていて、面積の大きいほうが大池、小さいほうが沼池と呼ばれています。はじめに沼池で、朝日に輝くヨシと赤く色づいた木々の葉をドローンで空から撮影。みなもに映る空が美しかったです。そのあと上空からの大池の全体像や一碧湖神社の周辺で赤く色づいたモミジやクヌギなどを撮影しました。
空中を移動しているような感覚を味わえる映像を撮影したいため、事前にインターネットの地図アプリなどを使用してドローンをどのように動かすか、検討してから行きました。しかし、木々の色づき具合など実際には当日現場でドローンを飛ばさないとわからないことが多くあります。撮影にあたっては、限られた時間の中で速やかに判断することが求められます。
湖畔では、訪れた人たちが湖に沿って整備された遊歩道を歩いたり紅葉を写真に収めながら、移ろいゆく季節を楽しんでいました。静岡県で紅葉が楽しめる季節も残りわずかになりました。
一碧湖では、12月10日ころまで紅葉は楽しめそうだということです。
みなさんも一碧湖の静かな湖畔で紅葉狩り(もみじがり)を楽しんでみてはいかがでしょうか?