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静岡 温泉の湯量を保つ源泉のパイプ掃除 東伊豆 熱川温泉で見学会

  • 2023年09月20日

静岡県東伊豆町にある熱川温泉です。ここで温泉の文化を知ってもらおうと、源泉のパイプに付いた湯の花をかき落とす、源泉掃除の見学会が開かれました。

温泉に欠かせない 清掃の現場

温泉櫓(おんせんやぐら)

熱川温泉には、源泉から湯が吹き出すのを抑える高さ10メートル前後の「温泉櫓(おんせんやぐら)」が13か所設置されていて、源泉のパイプに付いた湯の花をかき落とす掃除を週に2回、行っています。

16日は源泉の1つ、「お湯かけ弁財天」と名付けられたやぐらで、清掃の見学会が初めて開かれ、観光客7人が参加しました。この中で、温泉旅館組合の担当者が源泉からは100度の温泉が常時吹き出していることや、「湯守り(ゆもり)」と呼ばれる人たちが代々掃除をして温泉を守っていることなどを紹介しました。

湯守りの男性

朝5時くらいから源泉掃除をやっていますが、正直めちゃめちゃ熱いです。

吹き出す源泉!参加者からは歓声も

続いて源泉の掃除が行われ、「ノミ」と呼ばれる鉄製の器具をワイヤーにつるして源泉のパイプの中に落とし込み、上下させながら深さ30メートルまで湯の花をかき落としました。

掃除が進むと温泉が吹き出す勢いが増し、参加者から歓声があがっていました。

東京からからの参加者
源泉の掃除は迫力がありました。やぐらの役目と仕組みがよくわかったので面白かったです。

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