安川がゆく!冬にオススメ東伊豆町・熱川温泉の旅
- 2023年12月06日
寒くなると行きたくなるのが…温泉♨ですよね☺
源泉100度を誇る、東伊豆町の熱川(あたがわ)温泉。この熱さゆえ、町の至る所からモクモクと湯気が立ちのぼります。熱川温泉ならではの、温泉の楽しみ方って?旅の後半には、温泉を守る若者にも出会いました。
★記事の最後に動画があります★
アツアツ!お湯で楽しむ温泉街歩き
まず向かったのは、伊豆急行・伊豆熱川駅すぐそばにある、観光案内所。
さわやかな笑顔で迎えてくれた、この方。旅館組合の石島さん。熱川ならではの楽しみ方を聞いてみると…。
「温泉卵づくり」との答えが!!!!
この世で一番好きな食べ物が卵である私にとって、ボーナスのようなイベント。
源泉100度の熱川温泉。
15分ほどで出来上がり!
トロットロ✨半熟の温泉卵♡温泉はナトリウムを含んでいることから、ほんのり塩味に仕上がります。
何もつけなくてもおいしい~~♪
そしてもう一つ。去年誕生した熱川の楽しみが、
温泉おみくじ!!
一見、なーんにも書いていない紙。
そう、温泉につけるんです!
しばらく待っていると、文字が浮かび上がってきます。
0度の大凶から100度の超大吉まで、運勢は温度で表しているんです。(ちなみに大凶は本当に入っているそうです)
密着!温泉の守り手「湯守」の仕事
中吉でルンルンしている私を連れて石島さんが案内してくれたのは、「温泉やぐら」。
源泉アッツアツの、熱川のお湯。噴き出す温泉が飛び散らないようにするための工夫なんです。町の中には13か所のやぐらがあり、熱川温泉のシンボルにもなっています。
このやぐら、他にも役割が。温泉やぐらに人生をかけているという、齊藤欣邦さんを訪ねました。
曽祖父が温泉を掘り当てて以来、源泉を守ってきた湯守(ゆもり)です。湯守とは、源泉を掃除したり温度を管理したりするなど、お湯のメンテナンスをする人のこと。1世紀近く、お湯を守ってきました。
まずは、源泉の周りにある「湯の花」を取り除く作業。
これがなかなかの重労働。ツルハシを使って作業します。
湯の花は、カルシウムなどの温泉成分が固まったもの。豊富な温泉成分を含む、熱川のお湯。3日に1度は掃除しないと、源泉をきれいに保てません。
作業はまだまだ続きます。こちらの、歯車がついた機械。
機械からはワイヤーが伸び、温泉やぐらの方とつながっています。これを操作することで、やぐらからつり下げられた「ノミ」を動かし、配管に湯の花が詰まらないよう削り取るんです。
湯の花が詰まると、うまく源泉が出なくなってしまいます。齊藤さんの源泉は旅館をはじめ一般の家にも配っているため、とてもとても大切な仕事なのです。
ふだん何気なく楽しんでいる、温泉。
その裏には、温泉を愛し守る人たちの存在がありました!
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