焼津市商工観光課 鈴木展明さん「魚の町の土台と歴史がある」
- 2023年10月19日
みなさん、こんにちわ。“ダモンデおばさん”です。
番組やニュースで地域のディープな魅力を掘り下げる「だもんで」シリーズ。今度は焼津市にお邪魔します。
訪ねたディープスポットの1つが、漁具倉庫をリノベした施設。コロナ禍をきっかけに生まれた新たなコミュニケーションの場として異業種のコラボレーションが始まっています。その施設を行政の立場でサポートする焼津市商工観光課の鈴木展明さんは「焼津には魚の町としてしっかりとした土台と歴史がある」と語りました。
想像以上の交流の輪
なぜ施設の支援を?
商工観光課は主に中小企業の支援を担っています。コロナ禍で多くの企業が影響を受けていたので、新しい働き方のサポートをできないかと考えたんです。港の施設なので、交流しながら企業がつながり、企業のことも知ってもらうことが必要だと思いました。その拠が「PORTERS(ぽーたーず)」で、コロナの規制緩和に伴って、私たちの想像以上に交流の輪が広がっています。
出来ることを考える
行政として気を配っていることは?
まずは企業の方々の話をしっかり聞いて、「できないではなく、出来ることを考える」このスタンスを大切にしています。加えてスピード感を持ってやる、企業の経済活動は動きが速いので、行政もそのスピードについていかないといけないと思っています。報告・連絡・相談のサイクルを速めています。
魚の町として土台と歴史がある
焼津はどんな町?
思いが強い人が多いです。自分の本業をしっかりやっている、その分、横の連携が苦手なのかもしれませんが、逆に誇りを持ってやっているということだと思います。昔の焼津からすると、港も駅前も空き店舗は多くなっていますが、最近はコロナ禍からの復活を願ってか、少しずつシャッターが開き始めています。焼津には魚の町としてしっかりとした土台と歴史があります。行政としてもそれを生かして観光といった外から来てくれる関係人口を増やしていきたいと思っています。
シリーズ「だもんで、焼津市。」
テレビとWEBで焼津市の魅力をたっぷりとお伝えします。
ニュース番組「たっぷり静岡」
10月25日(水)~27日(金)(午後6時10分~)
▽焼津港の元漁具倉庫で始まる異業種交流
▽焼津水産高校と特別支援学校の生徒たちの支え合い
▽近海の魚も自慢、おいしい定置網漁の魚たち
映像コーナー「みーつけた」でも地域の表情をご紹介します。
地域番組「たっぷり静岡+」
10月27日(金)(午後7時半~)
遠洋漁業で知られる焼津港で働く人たちを支える弁当店。安くてボリューム満点な弁当は港を行き交う人々のおなかも心も満たします。弁当店を通して人々のふれあいを見つめます。大井川港で年に1度開催される釣り大会。およそ200人が参加しました。どんな大物が釣れたのでしょうか。緑あふれる歴史集落「花沢の里」。江戸時代の町並みが残されています。山の恵みとともに生きる豊かな暮らしを映像で切り取ります。
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