焼津弁当店そばの漁具店 鈴木佑治さん「いつも大漁を願っている」
- 2023年10月20日
みなさん、こんにちわ。“ダモンデおばさん”です。
番組やニュースで地域のディープな魅力を掘り下げる「だもんで」シリーズ。今度は焼津市にお邪魔します。
訪ねたディープスポットの1つが、港で働く人たちのサラメシを支える弁当店。港だもんで、オープンは朝8時半。遠洋漁業の船にも配達しています。その店のそばにある漁具店の人たちも弁当をよく利用しています。漁具店の鈴木佑治さんは、「海が変わって魚が減っているけど、いつも大漁を願っています」と話しました。
マグロ船50隻以上と取り引き
どんな漁具があるんですか?
もともと高知に本社がある店で、約50年前に焼津市に進出しました。マグロのはえ縄やカツオの巻き網、それに小型船が使う漁具など全般を扱っています。マグロ船は50隻あまり、小型船は1000隻以上と取り引きしています。漁具は素材は変わっても使うものはあまり昔と変わってないですね。
漁船は大型化
この50年の港の変化は?
漁船の数も減って、大型化しています。魚群探知機などの性能もあがっていますが、だんだん魚が少なくなっています。漁獲量も右肩下がりじゃないですか。漁師さんたちも高齢化していて、カツオ船でも海外の方が数多く乗っています。忙しい時期も変わりました。以前は正月前が最も忙しかったんですが、今は冷凍技術がよくなって平準化しました。
大漁願っています!
焼津はどんなとこですか?
漁師さんもみんなやさしいです。漁師さんたちとつながるのが仕事ですけど、みんな「ありがとう、ありがとう」と声をかけてくれます。ここの道具で大漁になることを願っています。そして港全体が元気になってほしいです。
シリーズ「だもんで、焼津市。」
テレビとWEBで焼津市の魅力をたっぷりとお伝えします。
ニュース番組「たっぷり静岡」
10月25日(水)~27日(金)(午後6時10分~)
▽焼津港の元漁具倉庫で始まる異業種交流
▽焼津水産高校と特別支援学校の生徒たちの支え合い
▽近海の魚も自慢、おいしい定置網漁の魚たち
映像コーナー「みーつけた」でも地域の表情をご紹介します。
地域番組「たっぷり静岡+」
10月27日(金)(午後7時半~)
遠洋漁業で知られる焼津港で働く人たちを支える弁当店。安くてボリューム満点な弁当は港を行き交う人々のおなかも心も満たします。弁当店を通して人々のふれあいを見つめます。大井川港で年に1度開催される釣り大会。およそ200人が参加しました。どんな大物が釣れたのでしょうか。緑あふれる歴史集落「花沢の里」。江戸時代の町並みが残されています。山の恵みとともに生きる豊かな暮らしを映像で切り取ります。
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