藤枝が生んだ伝説のボディビルダー 限界のその先へ！

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筋肉のその先へ！筋トレは人生だ!!

静岡県の中部、茶どころ藤枝市には「筋肉のふるさと」と呼ばれるトレーニングジムがあります。運営するのは、合戸孝二さん62歳。トレーニングを指導するかたわら、自らも現役のボディビルダーとして日々鍛錬を重ねています。

ジムに通う皆さんの目的はさまざま。聞いてみると…。

ジムには、合戸さんの指導を求めて人が集まってきます。中には筋トレのために藤枝に移住してくる若者も…。

筋肉の限界を求めて 合戸流トレーニング

合戸さんのトレーニングの大きな特徴は、「筋肉の限界を超えること」です。

身をもって体験しようと、静岡放送局のこの人がジムにやってきました！

太ももを中心に、脚のトレーニングを体験。両脚に負荷をかけ、膝の曲げ伸ばしを繰り返します。

はじめは余裕のあった中山アナ。しかし表情は次第に…。

みるみる追い込まれ、まさに限界に達したそのとき。
ここからが本番!!!!!

合戸さんが器具に手を添えて補助し、さらに回数を重ねて筋肉を追い込みます。もだえる中山アナ！

限界の先を見たことで、あることに気が付いたようです。

それは、一人でトレーニングしていると「限界」を設定してしまう、ということ。

合戸さんは、限界を作らないことが重要だと話します。「自分はここまでしかできない」と限界を勝手に決めてしまうのではなく、その先に残っている力を出し切ってこそ筋肉がつくのだと発見してほしい。筋トレする人の中に眠っている力を最大限引き出すことが、トレーナーとしての自らの役目だといいます。

生涯現役！「ボディビルは深いですよ」

合戸さんのトレーニングは週6日。朝6時から始まります。
パートナーは、妻の真理子さん。

合戸さんは、トレーニングをしている時が、いちばん「生きている！」と感じるそうです。なかなか達することのできない境地ですね…。

ジム内のマシンは、ほとんどが手作り。（マシンって手作りできるんですね・・・！）器具を買う十分なお金がなかった30代の頃、夫婦二人でイチから製作しました。筋トレにかける情熱ははかり知れないです。
合戸さんは言います。

合戸さんは今、ボディビル界を盛り上げようと、仲間と共にボディビルの大会を企画しています。 

最大の特徴は「賞金が出ること」。スポンサーを募り、クラウドファンディングで運営資金を集めました。日本では、ボディビルだけで生計を立てられる人はなかなかいないのが現状。ボディビルをもっと広く知ってもらいたいと、合戸さんは考えています。

トレーニング歴40年、生涯現役。合戸さんは今日も、筋肉のふるさと、藤枝で筋肉を鍛え続けています！

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