静岡富士山のふもとに平和を願う巨大絵画が出現

富士山を望む富士市内の公園に、巨大な地上絵が出現しました。描いたのはフランスのアーティストです。平和への願いを込め、4日間かけて完成させました。

平和願い描かれた巨大な地上絵

富士山のふもと、富士市の中央公園に描かれた巨大な地上絵。描いたのは、フランスのアーティストSAYPE（セイープ）さんです。

これまでに世界各地で地上絵を描いて、平和のメッセージを発信しています。5月4日に19か所目となる富士市を訪れ、4日間かけて地上絵を完成させました。

作品の大きさは横およそ100m、縦25mほどで、水に木炭などを混ぜたものを地面に吹きかけて描きました。「壁を越えて」をテーマに、人が手を取り合いつながっている様子を表現したということです。

SAYPEさん
日本を代表する富士山が背景にあり、連帯や協力などのメッセージを発信するのに最適な場所だと考えました。人の優しさや強さこそが人類が直面する課題を乗り越える唯一の手段と信じています。絵を通じてその思いが伝わればと思います。

地上絵は、自然に消えるまでの2週間ほど公開されるということです。