5/24「懐かしの『うらわミュージック・サタディ』の記憶をたどる Part2」
きょうは、さいたま放送局開局80周年企画の第二弾!
かつて県内向けに土曜の午後、公開生放送でお届けしていた「うらわミュージック・サタディ」の特集。
「歌謡ア・ラ・カルト」のアシスタントを務めていた福島まりこさん(現在はフリーアナウンサーで「書家」としても活躍中)と、リスナーが作った「ファンクラブ」を代表して船津弥生さん、神田潤さん、町屋良裕さんのお三方とともに、人気番組の記憶をたどりました。
かつて、民放FM局が各地域に開局する前、1970年代から80年代のこと......NHKでは各放送局が土曜の午後3時台から6時までの枠に「FMリクエストアワー」(通称・Fリク)を放送していました。
浦和放送局は、この「Fリク枠」では「うらわミュージック・サタディ」(通称・うらサタ)という番組名で公開生放送。「ROCK & POPS」と「歌謡ア・ラ・カルト」を毎週交互に放送していました。
「さいたま~ず」では"第一弾"として2月に「ROCK & POPS」を特集しましたが、今回は、こちらも人気を博していた「歌謡ア・ラ・カルト」にスポットを当ててお送りしました。
「歌謡」と番組名に入っていても、紹介する楽曲のジャンルは多彩!生放送にも公開収録にも、プロモーションを兼ねてやってくるアイドルたちの姿あり(松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さん、本田美奈子さん、荻野目洋子さん......etc,etc 凄すぎます!!!)。
アイドル歌謡のみならず、フォーク、ニューミュージックあり、今で言うシティーポップやJ-POP、さらに演歌もかかるプログラム。
......のはずだった「歌謡ア・ラ・カルト」なんですが、リスナーの「おたより」(当時「カード」と呼んでいたリスナーもいて、これはこれでオシャレ)のパワーが「曲をかけさせなかった」そうです。
3時間近くの番組で、かかったのは7~8曲(!?)。10曲かかれば「きょうはかかったね~」という感じだったとのこと。
FMステレオ波の高音質で流れる最新ヒットチャートの楽曲を「ステレオ・ラジカセ」で「エアチェック」したい!(←わからない方は、40代より上の方に聞いてみてください♪)というリスナーを「いい意味で」裏切っていたのが、「うらサタ 歌謡ア・ラ・カルト」だったのです。
最終回の進行表(Qシート)もこんな感じ。
ずいぶん曲が「カット」になってますね(微笑)。
歯切れよく、テンポよくフリートークをして、リスナーからのハガキや封書(当時ならでは、ですね)を次々紹介していく「まり姉さん」こと福島まりこさんのDJ魂。
そんな、まり姉さんの話術(と、パートナーであるNHKアナウンサーの操縦術?笑)に引き込まれ、ハガキでつながり、会報「わたぐも」を77号にわたって発行してきた、ファンクラブのみなさんの情熱。
番組が終わってからも良き「仲間」として付き合いが続いているこの雰囲気が、とてもうらやましく感じられました。
なにより私の、少し「センパイ」にあたるみなさんたちの、ラジオを愛する気持ちとパワーに「圧倒」されました。
番組出演したアーティストたちのサインボードを前に、船津弥生さんも記念撮影
こういう「文化」を次の世代になんとか引き継げないものか?と刺激も受けましたよ。
そんな宝箱のような番組の音源(しっかり保存していた船津さんに大感謝です!)をほんの少しだけご紹介しつつ、番組を進行しました。⇒聴き逃し配信で、ぜひ!
これからも「さいたま~ず」では、「うらサタ」の特集をしていこうと思っています。
番組の情報や思い出などありましたら、ぜひとも、こちらのメッセージフォームにお寄せください。
【まちむら便り】は、熊谷市から。
花きや植木の栽培が盛んな埼玉をさらに盛り上げようと、今年から始まった「第一回 彩の国 バラとガーデニングショー」について、実行委員会事務局の菅原隆典さんと電話をつないでご紹介しました。
22種類の色とりどりのバラの花が楽しめるだけでなく「ハンギングバスケット」「コンテナガーデン」「ガーデニング」の3つの部門で行われたコンテストで受賞した作品を楽しむこともできます。
週末はイベントも盛りだくさん、とのことです。にぎわいそうですね!
「第一回 彩の国 バラとガーデニングショー」は、5月26日までの開催で、開園時間は午前10時~午後5時(最終入場は午後4時です)。会場は、熊谷市にあるホテル・ヘリテイジ内の特設会場です(有料イベントで、すでに前売り券の発売は終了、当日券はあります)。
お問い合わせは、事務局:048-536-1212まで。