国間の枠組みに
引きずり込まれるの大失敗」

ニューヨークで行われた日米間の閣僚レベルの通商協議について、立憲民主党の枝野代表は「2国間の枠組みに引きずり込まれるのは経済・通商政策として大失敗だ」と述べ、政府の対応を批判しました。

茂木経済再生担当大臣とライトハイザー通商代表による通商協議=FFRは日本時間の25日夜行われ、茂木大臣は、日米首脳会談での合意に向けて協議が前進したことを明らかにしました。

立憲民主党の枝野代表は26日、記者団に対し「2国間の通商交渉は世界経済にとっても日米にとってもよくないので、マルチで進めていくべきだ、とアメリカに強く言わなければいけなかった」と述べました。

そのうえで「2国間の枠組みに引きずり込まれるのは経済・通商政策として大失敗だ。理不尽なことを言われて唯々諾々と応じるのならば、誰がやっても一緒だ」と述べ、政府の対応を批判しました。

社民 吉川幹事長「米の言いなりの通商・外交」

社民党の吉川幹事長は記者会見で「日本の農業を犠牲にした貿易協議が過去に何度も行われてきたが、政府は今回も同様のことを行おうとしている。トランプ政権の言いなりの通商政策、外交が続いていると言わざるをえない。国会を早期に開催し、追及していかなければいけない」と述べました。