「企業や業界え支援を」
家族専用車両の導入など検討

社会全体で子育てを支援しようと、政府と公共交通機関などが意見を交わす会合が開かれ、松山一億総活躍担当大臣は、鉄道に、子どもと一緒の家族専用の車両を導入できないかなど、具体的な支援策を民間企業と協力して検討していく考えを示しました。

都内で開かれた会合には、松山一億総活躍担当大臣や、公共交通機関や大手流通業者などの幹部が出席し、まず、企業の取り組み事例が紹介されました。

このうち、東京メトロは、ベビーカーを利用しやすいように、地下鉄の駅のエレベーターの場所などをインターネットで公開していることを説明しました。

また、流通大手のイオンは、子育て中の親にも店に足を運んでもらおうと、子どもの遊び場を設けていることなどを紹介しました。

これに対し、松山大臣は「子育て世帯を応援する視点から、企業や業界を超えて連携していきたい」と述べ、鉄道に、子どもと一緒の家族専用の車両を導入できないかなど、具体的な支援策を民間企業と協力して検討していく考えを示しました。