「どの候補もコロナ対応など
反省見られず」

自民党総裁選挙をめぐり、共産党の志位委員長は、どの候補もこれまでの新型コロナウイルス対応などへの反省が見られず、失政が繰り返されるだけだと批判し、政治の転換のため、野党で連携して政権交代を目指す考えを重ねて示しました。

志位委員長は19日、仙台市で講演し、菅総理大臣が退任することをめぐり「新型コロナ対応での政権の無為無策に対する国民の怒りに追い詰められた結果であり、9年間の自公政権による政治が行き詰まり、破綻したということだ」と指摘しました。

そのうえで、自民党総裁選挙について「4人の候補者の誰1人としてこれまでの失政への反省を述べた人はおらず、誰が新総裁になっても同じ過ちを繰り返すだけだ。国民の命を守るためには政権交代が必要だ」と述べ、政治の転換のため、野党で連携して政権交代を目指す考えを重ねて示しました。