人事院 川本総裁が就任会見
「制度改革 女性活躍も」

人事院の新しい総裁の川本裕子氏が記者会見し、国際的な視野で公務員制度改革を進め、女性活躍も推進したいという考えを示しました。

人事院の川本総裁は、23日付けで就任し、24日、記者会見を行いました。

この中で、川本総裁は「常に世界の動向に目を向け、国民に世界最高の行政サービスを届けるための柔軟性と積極性が必要だ。こうした行動原理が定着すれば諸外国から大幅に遅れている女性活躍も改善が図られる」と述べました。

そのうえで「菅総理大臣からは『新しい時代の公務員制度の改革を進めるため思い切って遠慮なく取り組んでほしい』との話をいただいた」と述べました。

一方、総務省の一連の問題については「あってはならないことで、大きな問題だ。公務員は公明正大であることは必須の条件で、ルールを守ることを徹底してもらいたい」と述べました。