“来月解散の可能性も”結束
呼びかけ 立民 枝野代表

立憲民主党の枝野代表は、党の地方組織の会合で、新型コロナウイルスの危機を乗り切るため、野党共闘による政権交代を目指す考えを強調したうえで、今の国会の会期末となる来月、菅総理大臣が衆議院の解散・総選挙に踏み切る可能性もあるとして、野党の結束を呼びかけました。

立憲民主党の枝野代表は15日、党の栃木県連の大会に、オンラインで参加しました。

この中で、枝野氏は、政府の新型コロナウイルス対応について「危機感が足りず、後手後手に回り、どんどん事態が悪くなっている。コロナ危機を乗り切るため、小異どころか中異を捨ててでも、とにかく危機を乗り切る政権を作りたい」と述べ、野党共闘による政権交代を目指す考えを強調しました。

そのうえで、枝野氏は「早ければ衆議院の6月解散、7月選挙の可能性が残っている」と述べ、今の国会の会期末となる来月、菅総理大臣が、解散・総選挙に踏み切る可能性もあるという認識を示し、野党の結束を呼びかけました。