「立民との合流 臨時党大会
で結論を」社民 吉田氏

立憲民主党との合流協議をめぐって、社民党の吉田幹事長は、議論は尽くしてきたとして、来月開く予定の臨時党大会で合流の是非について結論を出したいという考えを示しました。

社民党は、去年12月から協議を続けている立憲民主党との合流について、来月14日に開く予定の臨時党大会で最終的な議論を行うことにしていますが、党内からは依然として賛否両論が出ています。

社民党の吉田幹事長は、記者会見で「これまでかなりの時間をかけて地方組織で議論を重ねてきた。党の全国連合としても、情報をできるだけ丁寧に伝えてきたつもりで、来月の臨時党大会で態度を決めたい。先送りする考えはない」と述べ、臨時党大会で結論を出したいという考えを示しました。

一方、吉田氏は「日本学術会議」の会員の任命をめぐる、政府の国会答弁について「密室で対応を変更しながら法解釈は変わっていないと主張し、任命拒否の理由もまるで理解できない。極めて不十分で、逃げの一手の説明だ。引き続き、徹底的に追及していく」と述べました。