縦割り行政 情報は内閣府の
ウェブサイトで 河野行革相

河野行政改革担当大臣は、縦割り行政の弊害に関する情報について、みずからのウェブサイトでの受け付けを停止したため、今後は、内閣府のウェブサイトにある「規制改革ホットライン」で受け付け、寄せられた情報を改革にいかしたいという考えを示しました。

菅総理大臣が重視する規制改革をめぐり、河野行政改革担当大臣は、17日、みずからのウェブサイトに、縦割り行政の弊害に関する情報を誰でも投稿できる「行政改革目安箱」を設けましたが、予想をはるかに超える数の意見が寄せられたとして、18日未明、新たな投稿の受け付けを停止しました。

河野大臣は、閣議のあとの記者会見で、「投稿が4000件を超えた。『全部読みます』といった手前、処理能力をオーバーしそうなので、一時、停止させて頂いた」と説明しました。

その上で、今後は、内閣府のウェブサイトに設けられている「規制改革ホットライン」で、情報を受け付ける考えを示しました。

河野大臣は、「ホットラインは、担当者がいるので、件数が増えても閉鎖しないで済む。なるべく目を通して、『これは』と思うものは、きちんとすくい上げる」と述べ、寄せられた情報をいかし、規制改革を進めていきたいという考えを示しました。