京五輪・パラ組織委
IOC会長らと電話会談

安倍総理大臣の辞任の表明を受け、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の森会長らは28日午後7時から、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長らと電話会談を行いました。

組織委員会の幹部によりますと、電話会談はバッハ会長の求めに応じて開かれ、森会長が、安倍総理大臣が記者会見で、次の総理大臣も安心で安全な大会の開催を目指していくだろうという考えを述べたことを伝えたところ、バッハ会長は「安心した」などと述べ、双方が引き続き開催へ向け連携することを確認したということです。

また、森会長は「安倍総理には東京大会の招致に当たり、自ら先頭に立って開催を勝ち取っていただいた。ことし3月には前例のない大会1年延期をご決断いただいた。総理を退かれても引き続きご支援をお願いするとともに、快復を祈念申し上げる。組織委員会としては引き続き関係者と緊密に連携し、安全・安心な大会運営に向け尽力して参る」とコメントを発表しました。