倍首相の意向も踏まえ
派閥の対応検討 細田氏

自民党総裁選挙について、安倍総理大臣の出身派閥、細田派の会長を務める細田元幹事長は、松江市内で記者団に対し、週明けに所属議員から意見を聞くとともに、安倍総理大臣の意向も踏まえて対応を検討する考えを示しました。

この中で自民党の細田元幹事長は、安倍総理大臣の後任を選ぶ総裁選挙への対応について、「あさって派閥の総会を開き、所属議員から意見を聞いて一致結束して対応したい。いろいろな意見があるのは承知しており、1日や2日で決まる話ではない」と述べました。

そのうえで、「われわれは、安倍総理大臣を支えてきたグループなので、安倍総理大臣の思いを十分に考えて、行動していくことを諮りたい」と述べ、安倍総理大臣の意向も踏まえて対応を検討する考えを示しました。

一方、細田派に所属する下村選挙対策委員長が、総裁選挙へのみずからの対応について、「仲間と話し合いたい」と述べたことについて、「直接、聞いているわけではない。将来、表舞台に立って頑張りたいという人は何人かいるが、客観的にそういう情勢か、そうでないのかという問題も考えなければならない」と述べるにとどめました。