雨被災者 病院などでの
窓口負担 申し出れば減免

一連の豪雨災害の被災者に対し、病院などでの窓口負担を減免する措置について、加藤厚生労働大臣は、窓口で申し出れば、減免を受けられるよう、手続きを大幅に簡素化して実施する方針を示しました。

厚生労働省は、一連の豪雨災害で住宅が全半壊したり、床上浸水したりした被災者を対象に、病院などでの窓口負担や介護保険の利用料などを減免することにしており、医療保険や介護保険の関係機関に協力を要請しています。

これについて加藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「従来の制度では、事前の申請が必要だったが、医療機関などの窓口で申し出れば、免除が可能になるようにしたい」と述べ、り災証明書の提出を事前に求めないなど、手続きを大幅に簡素化して実施する方針を示しました。

厚生労働省によりますと、減免分は国が補助するということで、減免措置の具体的な対象地域や期間などは、今後、検討するということです。