続化給付金 “手続き
迅速化努める” 経産省

中小企業などに対する「持続化給付金」について、野党側が、申請から支給までに時間がかかっているケースが相次いでいると指摘したのに対し、経済産業省側は、手続きの迅速化に努める考えを示しました。

新型コロナウイルス対策をめぐり、立憲民主党など野党側は、中小企業などに対する「持続化給付金」について、経済産業省からヒアリングを行いました。

この中で、出席した議員は「申請から1か月以上たって不備を知らせるメールが届いた」とか「コールセンターに100回以上電話をかけたがつながらない」などという、党などに寄せられた声を紹介し、申請から支給までに時間がかかっているケースが相次いでいると指摘しました。

これに対し、経済産業省の担当者は「申請に不備のあるものを後回しにしているわけではないが、手間がかかる案件もある。できるだけ早く給付金が振り込まれるよう努力したい」と述べ、手続きの迅速化に努める考えを示しました。

また、コールセンターの業務について「第2次補正予算案が成立すれば、人員を抜本的に増やすことを検討している」と述べました。