葉県 休業要請 19日
にも全面解除の方針

千葉県内で今も休業要請が続くライブハウスやキャバレーなどについて、森田知事は感染者数などが落ち着いた状況が続けば、今月19日にも要請を解除する方針を示しました。

千葉県は、休業要請の緩和を業種別に「A」から「D」の4段階で進めていて、すでに3段階目に当たる「C」までと、「D」のうちスポーツクラブとヨガスタジオ、カラオケ店は要請が解除されています。

休業要請が続いている「D」の残りのライブハウス、接待を伴うキャバレー、ナイトクラブ、バー、ダンスホールなどについて、4日、森田知事は記者団の取材に対し、県内で集団感染の発生がなく、感染者数などが落ち着いた状況が続けば、今月19日にも要請を解除する方針を示しました。

政府が今月19日以降、感染防止対策を徹底したうえで営業の再開を認めるとした目安を踏まえたとしています。

森田知事は「今の推移のままもう少しふんばって笑顔で解除を迎えたい」と話しました。

予定どおり19日に解除されれば、4月14日から続いた千葉県内の休業要請はすべて解除されることとなります。

一方、現在午後10時までとしている飲食店での酒類の提供は「周辺自治体の状況を見たい」と述べるにとどめ、時間制限の解除について具体的な見通しは示しませんでした。

また2日、感染拡大に警戒を呼びかける「東京アラート」が出たことについては、「あすはわが身だと大変緊張感を覚えた。千葉県でもあらゆることを想定しながら取り組んでいきたい」と話しました。