10万円給付を紹介
ウェブサイトに注意 総務相

現金10万円の一律給付の申請の受け付けが多くの自治体で始まるなか、高市総務大臣は、市区町村の公式サイトをまねた偽のウェブサイトが確認されているとして、注意を呼びかけました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた現金10万円の一律給付について、高市総務大臣は記者団に対し、15日までに全国の9割を超える1675の市区町村で申請の受け付けが始まり、このうち651の自治体で給付が始まっていることを明らかにしました。

そのうえで、高市大臣は、「最近、市区町村の公式サイトをまねた偽サイトが確認されていて、犯罪に用いられる可能性がある。URLの末尾に見慣れない国名を示す表記がある場合は安易にアクセスせずに、本物のURLを確認してほしい」と注意を呼びかけました。

偽のウェブサイトをめぐっては、公的機関や企業のサイトと見た目がそっくりのものが相次いで見つかっていて、総務省によりますと、現金10万円の一律給付の制度を紹介する自治体のページをまねたものも確認されているということです。