わき 小中学校など全て
休校へ 緊急事態宣言拡大で

新型コロナウイルスの国の緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたことを受けて、福島県いわき市は、来月6日まで、市内すべての小中学校や幼稚園、保育所などの休校、休園を決めました。

17日午前、いわき市が会見を開き、清水敏男市長が発表しました。

それによりますと、市内すべての公立の小学校64校と中学校39校、それに私立も含めた保育所・幼稚園などの未就学児施設148施設を18日から来月6日まで休校・休園にします。

一方、市内の県立高校については、福島県に休校措置を決めるよう要請するとしています。

いわき市では16日、同じ工場に勤務する男性3人の感染が新たに確認されるなど、これまでに6人の感染者が確認されています。

会見で清水市長は「感染経路が分からないケースがあったり、子どもが濃厚接触者になったりと、いわき市内でも感染者の急増が懸念される非常に厳しい状況にある。リスクを極力減らして健康と安心を確保するため、理解と協力をお願いしたい」と述べました。