性議員増加へ 比例で
優遇要望 自民 女性議連

女性の国会議員の増加に向けて、自民党の女性議員グループは、衆議院選挙の比例代表で女性の候補者を優遇することなどを、二階幹事長らに求めました。

自民党の稲田幹事長代行ら有志の女性議員で作る議員連盟は、衆議院で1割に満たないなど低い水準にとどまっている女性の国会議員の割合を最低でも3割に増やそうと、二階幹事長らに要望書を提出しました。

要望書では、
▽衆参両院の国政選挙で候補者の35%以上を女性にすることや、
▽衆議院選挙の比例代表で女性の候補者を優遇し名簿の順位を上位にすること、それに、
▽女性議員育成のための基金を創設することなどを求めています。

これに対し二階氏は「女性議員を増やしていくのは重要なことだ」と述べ、検討する考えを示したということです。

稲田氏は記者団に対し「女性議員が少ないことで無視される政策もある。増加に向けて努力していきたい」と述べました。