時点で習主席の日本
訪問予定に変更はない」

茂木外務大臣は、中国の外交トップ、楊潔篪政治局委員と会談し、4月に予定される習近平国家主席の日本訪問には十分な成果が必要だとして、緊密に意思疎通を図ることで一致しました。会談後、茂木大臣は「現時点で習主席の訪問予定に変更はない」と述べました。

新型コロナウイルスの感染が広がる中、茂木外務大臣は、日本を訪れている中国の外交トップ、楊潔チ政治局委員と外務省で会談しました。

冒頭、茂木大臣は、中国・湖北省に滞在していた日本人のチャーター機による帰国への支援に謝意を示したうえで「情勢ができるかぎり早期に沈静化することを期待している。引き続き、しっかり連携したい」と述べました。

これに対し、楊氏は「感染症の拡大防止にあたり、両国は非常によい協力を行っている。必ずや、両国関係の改善と発展を後押しすることになると確信している」と応じました。

そして、両氏は、感染症に関する情報共有の強化を含め、連携を深めていくことを確認しました。また、4月に予定される習近平国家主席の日本訪問には十分な成果が必要だとして、緊密に意思疎通を図ることで一致しました。

会談のあと、茂木大臣は、記者団に対し「現時点で習主席の訪問予定に変更はない」と述べました。