日客からの感染拡大を
防ぐため全力を挙げる」

新型のコロナウイルスについてWHO=世界保健機関が緊急事態を宣言したことを受けて、赤羽国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、交通機関や宿泊施設での感染拡大の防止に全力で取り組む考えを示しました。

この中で赤羽国土交通大臣は「WHOの宣言を踏まえて武漢にいる邦人の帰国に引き続き全力をあげる。また、関係省庁と連携して、水際対策に加えて、交通機関や宿泊施設における訪日客からの感染拡大を防ぐため、全力を挙げて取り組む」と述べました。

そのうえで赤羽大臣は「旅行会社を通じて、武漢市からの訪日ツアーの調査を進めて、ツアーで利用されたバス事業者やガイドを把握し、必ず健康診断を受診してもらうなど対策を徹底する。また、バスやタクシー、鉄道、航空会社や空港など、公共交通に関わる事業者に対しては、マスク着用や手洗いの徹底と従業員が感染した場合に速やかな報告を確実に実施するよう求める」と述べました。