婦別姓「選択肢あること
望ましい」小泉環境相

夫婦が希望すれば、結婚前の姓を名乗れる選択的夫婦別姓について、小泉環境大臣は、選択肢があることは望ましいとして、導入に前向きな考えを示しました。

小泉環境大臣は、閣議のあと、記者団に対し、選択的夫婦別姓について、「一人一人の価値観に基づき、生きやすい社会をつくりたい。日本では、選択肢を増やすことにすら抵抗があるが、選択肢があることは、私が考える社会像としては望ましい方向性だ」と述べ、導入に前向きな考えを示しました。

一方、22日の衆議院本会議で、国民民主党の玉木代表が、選択的夫婦別姓の導入を求める質問をした際に、「だったら結婚しなくていい」というヤジがあったとされることについては、「いろいろなヤジがある。議場が全く無音だったらいいかと言われると、それも違う。議員一人一人の問題もある」と述べるにとどめました。