R整備に向けた基本方針
に“接触ルール”検討へ

IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件を受けて赤羽国土交通大臣は、カジノ事業者が大臣ら政務三役や公務員などと接触する際のルールをIRの整備に向けた基本方針に盛り込むため、具体的な検討を進める考えを示しました。

IRをめぐる汚職事件を受け、政府はIRの整備に向けた基本方針の決定を当面見送ることにしています。

これに関連して赤羽国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、「基本方針を審議したきのうのカジノ管理委員会で、国や自治体の職員がIR事業者と面談する際の接触ルールの必要性が指摘された」と述べました。

そのうえで、今後、国土交通省としてカジノ事業者が大臣ら政務三役や公務員などと接触する際のルールをIRの整備に向けた基本方針に盛り込むため、具体的な検討を進める考えを示しました。

さらに赤羽大臣は、「国民の間にさまざまな心配や不安があると認識しており、国民の理解を得られるよう丁寧に策定作業を進めていきたい」と述べ、慎重に議論を進める考えを強調しました。