ランのネガティブな
反応ない」河野防衛相

中東地域への自衛隊派遣を検討していることについて、河野防衛大臣はイランにも状況を説明しているとしたうえで、「ネガティブな反応はない」と述べ、一定の理解は得られているという認識を示しました。

政府は中東地域への自衛隊派遣について、日本に関連する船舶の安全確保に向けた情報収集態勢を強化するため、海上自衛隊の護衛艦と哨戒機の派遣を月内にも閣議決定する方向で調整しています。

河野防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「イランに対しても、中東派遣を検討していることは透明性をもって説明してきている。担当大臣との電話会談などを含め、いろいろやり取りしている」と述べました。

そのうえで「これまでの先方との会話の中では、ネガティブな反応はないという感想だ」と述べ、一定の理解は得られているという認識を示しました。