治資金パーティーを
県職員が手伝う「反省」農相

江藤農林水産大臣は、みずからの政治資金パーティーで、選挙区がある宮崎県の職員が受け付けなどを手伝っていたことについて、「反省すべき点で、今後ないようにしたい」と述べました。

江藤大臣が東京で開いた政治資金パーティーでは、昨年度までの3回、宮崎県東京事務所の職員が受け付けや案内などを手伝っていたことがわかっています。

宮崎県によりますと、手伝いは議員側から頼まれたもので、職員は謝礼を受け取っていないとしていますが、自治体職員が特定の政党や団体を支持するため政治的な行為をすることは、法律で禁止されています。

これについて江藤大臣はきょう記者団に対し「日頃のつき合いで手伝ってくださったのだろうが、公務員というのは公に対して奉仕するのが仕事で手伝いをお願いしたのはよくなかった。反省すべき点で、今後はないようにしたい」と述べました。