を見る会 反社会的勢力
の参加「確認できない」

総理大臣主催の「桜を見る会」に、反社会的勢力とみられる人物が参加していたと指摘されていることについて、菅官房長官は、みずからは把握しておらず、招待者名簿が廃棄されているため、確認できないと説明しました。

「桜を見る会」に反社会的勢力とみられる人物が参加していたと指摘されていることについて、菅官房長官は、26日、「もし一緒に撮った写真があるなら、結果として会場にいたのだろう」と述べました。

これについて、菅官房長官は、午後の記者会見で、「反社会的勢力の定義が一義的に定まっていないのも事実であり、『出席していた』とは申し上げていない」と述べたうえで、みずからは参加を把握しておらず、招待者名簿が廃棄されているため確認できないと説明しました。

また、菅官房長官は、招待者名簿について、現在1年未満となっている保存期間の見直しを検討する考えを示すとともに、名簿の廃棄に使用された内閣府のシュレッダーの予約記録などの開示については、「内閣府で検討中だと聞いている」と述べました。

さらに、シュレッダーの予約は、実際に廃棄された前の月の4月22日に行われていたことを明らかにし、「空き状況や、作業を担当する短時間勤務の職員の勤務時間などを調整した結果として、使用できるいちばん早い日が5月9日で、あらかじめ決めたスケジュールに従って廃棄したと報告を受けている」と述べました。