を見る会 反社勢力参加
解明必要 名簿復元を 野党

総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、野党の追及本部の会合が開かれ、反社会的勢力などが参加していた疑いがあり、実態の解明が必要だとして、引き続き、招待者名簿の電子データを復元するよう求めていくことになりました。

立憲民主党などの野党の「桜を見る会」の追及本部は、27日、セキュリティー対策などを調べる班が会合を開き、警察庁や内閣府から非公開でヒアリングを行いました。

追及本部によりますと、出席した議員らが、「桜を見る会」に反社会的勢力などが参加していた疑いがあるとして、経緯をただしたのに対し、警察庁の担当者は「個別の事案なので答えられない」と繰り返したということです。

また、内閣府は、今月21日の野党議員の国会質問で、初めて反社会的勢力が参加した疑いがあるという情報を把握し、その後、警察への相談も行っていないと説明したということです。

出席した議員からは、「主催者としての当事者意識がない対応だ」といった批判などが出され、引き続き、招待者名簿の電子データを復元するよう求めていくことになりました。