朝鮮ミサイル 同系統
新型 3分間隔で発射」

北朝鮮が、先月末に発射した短距離弾道ミサイルについて、河野防衛大臣は、ことし8月下旬と9月に発射されたものと同じ系統の新型で、3分間隔で続けて発射されたと分析していることを明らかにしました。

北朝鮮は、ことしに入ってから12回、短距離弾道ミサイルなどを発射していて、防衛省は、短距離弾道ミサイルについては、3種類の新型ミサイルが含まれていた可能性があると分析しています。

このうち、先月31日に発射された、2発の短距離弾道ミサイルについて、河野防衛大臣は、5日、記者会見で、ことし8月24日と9月10日に発射されたミサイルと同じ系統のもので、3分間隔で発射されたという分析結果を明らかにしました。

一方、韓国側が破棄を決定した、日韓の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の効力が、今月下旬に切れることについて、「破棄は、必ずしも好ましいメッセージを発信することにならず、韓国側に賢明な判断を求めたい」と述べました。